OBSのニッチな設定(VCEの民)
新しい記事を掲載しました、そちらを参考にしてください。
personal-gaming.hatenablog.com
今回は配信、特にOBSでの設定や機器の調整を解説します!
次に表示モードを「マスター」に変えます。
そうするとあらゆる項目が設定できるようになります。
変更した項目を重点的に紹介します。
・プリセットと品質、コーディングの種類
これは画質と容量を主に決める設定です。
私のメインストリームページはTwitchなのでTwitchを選択、これ以外だと容量が大きくなりすぎる傾向があり配信が上手くいかない可能性があります。
youtube設定もあるようですが私は使っていません。
品質はエンコードの質を決めます、VCEは非常に高速なエンコード能力を持っているので「品質」設定で問題ないです。
それ以外にするとよりブロックノイズが残ってしまい画質低下に繋がります。
コーディングの種類は「CALVC」と「CABAC」、「自動」があります。
CALVCは高速で容量が大きい(画質低下)、CABACは低速で容量が小さい(画質向上)となります。
自動だとどうなるかわからないのでCABAC設定にして画質向上を狙います、上記した高速エンコードの恩恵でそれほど遅くなりません。
・最大参照フレーム数
エンコードでどういう処理をするかを参考にするフレーム数を設定します。
エンコードに直接関係してくる値なので6~12くらいを設定します、だいたい3の倍数が好ましいようです。
・プレパスモード
2パスエンコードのような項目です、有効にするとブロックノイズが軽減しました。
・目標ビットレート
配信に乗っけるビットレートの値です、大きいほど重く高画質です。
1080p配信である私の配信では5500bpsになっています。
720p配信なら3000bpsくらいでも綺麗になると思います。
この値は自分の回線の強弱と要相談と言ったところです。
・フレームスキップ
エンコード中にドロップしたフレームを補う設定です。
個人的には無効にしていますがビットレートが小さい場合に有効にすると画質が向上するようです。
・VBVバッファと初期充満
エンコードする際にどれだけのビットレートを貯めておけるかの設定です、大きければエンコードが遅く高画質になります。
大体ビットレートと同じか2倍ほどの値を入れるとバランスがいいです。
充満率は100%で問題ないです。
・デブロックフィルタ
ブロックノイズの除去に使います、有効で高画質化します。
・マルチスレッド
低速なCPUを使っている時にOBSやエンコードを軽快にする設定です。
i3やRYZEN3以下のCPUで効果があるのではないかと思います、検証出来てません。
ちなみに私のRYZEN7 2700Xでは画質向上や軽快性の確保は出来ず悪化しました。
・キューサイズ
この項目は自己責任で設定してください。
この項目の初期値は「8」ですが、この値を小さくすると画質が向上します。
小さくし過ぎるとグラフィックボードが故障する可能性があるので私は半分くらいにしています。
効果は結構大きいようなので、自身のグラボと相談してください。
音声のビットレート
一番上の音声項目で128又は96あたりを選べば問題ないです。
小技ですがiTunesというソフトを入れていると音声ビットレートが小さくても綺麗に聞こえるという技がありますw
特に難しくもなくソフトを入れておくだけでOKです。
最後に私のTwitchページを紹介します!
上記設定でこれだけ綺麗な配信ができます!
非常に内容の濃い、長文になってしまいましたがこの設定ができれば高画質な配信が出来るはずです!
なにかわからないことがありましたらTwitterかコメントをしてもらえればお答えします!